スロープレー罰則改定 “札付き”ノロノロ女子プロは誰だ?
もちろん公表はしていないが、協会にはブラックリストがある。女子プロの間では申ジエと横峯さくらの後続組になると「遅くなるからイヤ」というのは有名な話だ。ヤング・キムも遅かった。またアマチュアの新垣比菜もバッグを担ぐ父親がラウンド中にレッスンを始めて遅いというクレームも出ている。
「スロープレーの原因のひとつは帯同キャディーと延々相談すること。それは日本人選手よりも米ツアーを経験した選手のほうが多い。それで目をつけられているのが有村智恵です。すでにグリーン回りではイップスの傾向が見られ、アプローチの素振りが長すぎる。主戦場は米下部ツアーですが、米ツアープロ気取りでたっぷり時間をかければ、すぐにイエローカードが飛び出しますよ」(ツアー関係者)
有村は米下部ツアーから米レギュラー復帰を狙っている。しかし2週前のISPS豪州オープンを欠場して、下部ツアーにエントリーしながら腰痛のため棄権と体調も万全ではない。今大会初日は2オーバー40位タイと出遅れて見せ場もなかった。28歳になり、いまさら早くプレーしろといわれても、体がうまく反応しないのかもしれない。