シャラポワ釈明に虚偽疑惑…連盟は「禁止薬物」の通達5回

公開日: 更新日:

 テニス界を代表する美女が窮地に立たされた。

 1月の全豪オープンのドーピング検査で禁止薬物「メルドニウム」が検出されたと自ら告白したマリア・シャラポワ(28=ロシア)。7日(日本時間8日)に米・ロサンゼルスでの会見では10年間にわたって服用していた薬に含まれている「メルドニウムが禁止薬物に指定されたことを知らなかった」と意図的な摂取を否定したが、本人も認識していた可能性が浮上した。

 10日付の英紙「UKタイムズ」(電子版)によると、シャラポワはメルドニウムの使用を禁ずる警告を少なくとも5回は受けていたと報道。

 記事によれば、今年1月1日に世界反ドーピング機構(WADA)が新たな禁止薬物をリストに掲載して以来、各競技団体(IF)に対して再三にわたって周知徹底を図ってきた。ロシア陸連による組織的ドーピング、今年8月にはリオ五輪が控えており、各IFとも、これまで以上にドーピング対策には厳格に取り組んでいる。国際テニス連盟(ITF)でも独自に対策を取り、選手にはEメールなどや文書、口頭などで5回の通達を行ったという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…