「勝つ高校」と「負ける高校」は? センバツ1回戦完全予想
第88回センバツ高校野球大会(20日から12日間)の組み合わせが11日、決まった。出場32校中、チーム打率トップの大阪桐蔭が優勝争いの軸。東邦―関東一、札幌第一―木更津総合、敦賀気比―青森山田と、初戦から昨秋の各地区大会優勝校が激突する好カードが目白押し。1回戦全16試合の勝敗を占った。
■第1日
第1試合は智弁学園が福井工大福井に勝つ。第2試合は常総学院が鹿児島実との好カードを制す。常総学院のエース左腕の鈴木は昨春のセンバツ8強入りに貢献。昨秋の関東大会で、優勝候補の呼び声高い横浜を撃破しセンバツ切符をつかむ原動力になった。2番手の樫村も好投手。打線は4番の宮里を中心に勝負強く、投打ともに高レベル。鹿児島実もチーム打率.363の強力打線と堅守を誇る好チームだが、常総学院が上回る。第3試合は桐生第一が滋賀学園を下す。
■第2日
第1試合は小豆島が釜石との21世紀枠同士の対戦を制す。部員17人の小豆島は昨秋の香川大会決勝で明治神宮大会優勝の高松商を破っている。第2試合は全国制覇の経験がある強豪校対決。明徳義塾が龍谷大平安に競り勝つ。