V3の“キーマン” ソフトB内川に聞いたキャプテン像と重圧
3年連続日本一を狙うソフトバンクだが、3日現在は3勝4敗1分けのリーグ5位。昨季に続き、4番を打つ主将としてナインの先頭に立っている内川聖一(33)を直撃した。
■「今でも悩んでいる」
昨季は4番打者として優勝に貢献。11本塁打、82打点は文句なしの成績だが、打率は.284。球界きっての巧打者が打率3割を切るのは、横浜時代(現DeNA)の07年以来、実に8年ぶりだった。
主将としての重圧に苦しみ、工藤監督も「背負わせてしまったものがたくさんあった」と懺悔したほどだ。
――主将も2年目。重圧はなくなりましたか。
「いやいや、全然ありますよ。ないわけがない。今でも悩んでいますから。そもそも、主将は何をすべきなのか、ボクにはまだわかりません」
――常にチームを引っ張るのが主将の役割と言われていますが。
「その『引っ張る』というのがわからない。何をもって引っ張ると言うんですかね?」