最多敗戦投手は? 2016年「裏タイトルホルダー」徹底予想
プロ野球(阪神)ファンの放送作家・高橋洋二氏は数年前から開幕前にタイトル予想を行っている。今回、最多併殺打、最多敗戦といったワースト記録のタイトルホルダーを予想してもらった。その結果とは?
◇ ◇ ◇
まず断っておきたいのは裏タイトルホルダーは一流選手の証しであるということで、どの部門も1シーズン通して野手ならスタメン、投手なら先発の柱を務める選手じゃないと1位はとれない。
例えば最多併殺打といえば、昔は野村克也が常連で、通算記録でも2位を大きく離しての1位である。俊足ではないこと、右打ちであること、ほぼ絶対、代打は送られない好打者であること、などがこの部門のキングの条件といえよう。
昨年はセがマートン(21個)、パが内川聖一(24個)だったが今シーズンはどうか? マートンがいなくなったので、昨年2位(15個)の4選手、川端慎吾(ヤクルト)、福留孝介、ゴメス(阪神)、新井貴浩(広島)を候補と考える(しかし阪神は併殺打多いね)。