独チームでは“便利屋” 長谷部誠がハリルと交わした危機感

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「ハンブルガーSV戦では(利き足以外の)左足を使うことを意識し、監督からは『そんなに(攻撃的に)前には行かなくていい』と指示されていましたから、とにかく失点しないように心掛けました。その後、監督が代わってからは中盤でプレーしていますが、競争は激しくなっています。今のチームは“勢い”に影響されてしまうところがある。だからこそ、良くない流れの時にどうやって上向きに持っていけるのか、を考えることが必要になってきます。選手たちも自信を失いがちなので、いろいろ話し合いながら、結果を出せるようにしていきたいです」

  2月14日には日本代表のハリルホジッチ監督がドイツを訪問。長谷部は同じドイツ組のマインツFW武藤嘉紀と3人で会食している。

「監督と会話を交わす際は、あくまでボランチでプレーすることが前提で、ボールを奪う意識を高く保つことなどを言われます。常に危機感も持たされますね。会食した時も『クラブで高いパフォーマンスを見せないと日本代表には呼ばないよ』と言われました」

 ジーコ日本代表監督に評価され、06年2月の米国戦で日本代表デビュー。10年以上、代表の中心選手として日の丸を背負っている。

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