勝てないマー君 同情のNYメディアから“戦犯”扱いされる日

公開日: 更新日:

 この日の田中は、ボールを徹底して低めに集めた。スプリットがワンバウンドするシーンは何度かあったものの、ツーシームを軸に危なげない投球を続けた。

 オリオールズは試合開始時点でチーム打率.266、チーム本塁打36本(いずれもリーグ3位)。強力打線を相手に、八回まで三塁を踏ませなかった。

 試合は両チーム無得点のまま延長十回、ヤンキースのサヨナラ負け。借金はまた膨らんだ。メディアやファンはますます、戦犯捜しに目の色を変えるだろう。高給取りのエースならこの日のように援護がなくても踏ん張るべきだし、自己犠牲もいとわない。ニューヨークで生きていくには、そんなスタンスが求められる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  2. 2

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 3

    中森明菜が16年ぶりライブ復活! “昭和最高の歌姫”がSNSに飛び交う「別人説」を一蹴する日

  4. 4

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  5. 5

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  1. 6

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  2. 7

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  3. 8

    雑念だらけだった初の甲子園 星稜・松井秀喜の弾丸ライナー弾にPLナインは絶句した

  4. 9

    「キリンビール晴れ風」1ケースを10人にプレゼント

  5. 10

    オリックス 勝てば勝つほど中嶋聡前監督の株上昇…主力が次々離脱しても首位独走