先発で5試合1勝2敗…金本監督“藤川推し”に虎OB投手疑問符

公開日: 更新日:

 今季の阪神はブルペンが手薄だ。福原が不調で二軍落ちし、新助っ人のドリスも7日のヤクルト戦で5失点と打ち込まれた。8日のヤクルト戦でも、4番手で登板した高宮がダメ押しとなる2点を献上した。

「藤川は打者一人に集中できるリリーフの方が生きると思う。以前よりツーシームなどの球種が増えたし、もともと投球術も持っている。短いイニングならストレートもより力を入れられる。ドリスやマテオら他のリリーフ投手にも、自分自身の経験を伝えられる。ブルペンにそういう投手が一人いるだけで、厚みが増すものです」(前出の福間氏)

 この日はヤクルトに敗れて貯金「1」に。チームはなかなか波に乗れない。藤川は次回も先発起用の予定だが、名前や実績だけでベテランを優遇し続ければ内部の火種になりかねない。さっさと中継ぎに戻すべきだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動