“格落ち感”は否めず…最下位ベイ新助っ人エレラの実力は?
「昨年までのブルワーズでは、内野の5、6番手の位置づけ。今季は3Aでも二塁での出番がなく、選手層が薄い遊撃を守っていた。過去3年間のメジャーでの成績は、左打席では打率.269を打っているが、右打席は打率.216と左投手に苦戦している。得点圏打率も.193と低く、主に右投手が先発した際に下位で出場することが多かった。昨年、3Aで打率.357、メジャーでは256打数で18二塁打をマークしていることを考慮すれば、打率.270、10本塁打、20二塁打の成績を残せば御の字でしょう」
また、友成氏は守備走塁について、「遊撃、三塁守備は平均以下だが、二塁守備はメジャーでも中の上、走塁も平均以上となっている。ただ、昨年9月19日のレッズ戦で守備の際に外野手と激突し、足を故障した影響はないのか、今季は3Aで打率.218、0本塁打と不振なのが気になるところですが……」と語る。
友成氏の見立て通りなら、「救世主」とまではいかなくても、それなりの戦力になりそうだが、果たして。