松山“第5のメジャー”7位終戦 優勝デイとはアプローチに差
【ザ・プレイヤーズ選手権】
第5のメジャーと呼ばれ、優勝賞金2億円のビッグな今大会。事前の優勝予想5番手に挙げられた松山英樹(24)は3日目までに10アンダーとして2位タイの好位置につけた。
日本人初の最終日最終組で、相手は初日から首位をキープする世界ランクトップに立つジェイソン・デイ(28・豪)。デイとの4打差は世界ランク14位の松山にとって大きなハンディだが、すでに今季1勝を挙げて米ポイントランキング9位につけており、実力は米ツアーメンバーにも認められている。各データ(別表)を比べても平均バーディー数、平均スコア、パーオン率、フェアウエーキープ率で松山はデイを上回っている。
だが7位に終わったマスターズ同様に、スタートダッシュをかけなければいけない出だしで、つまずいてしまった。マスターズでは6番までに4つスコアを落としたが、今大会は3番までに3つ崩した。
出だし1番パー4は2打目がガードバンカーにつかまり、脱出は1.5メートルにつけるもパーパットが決まらない。3番パー3はティーショットがグリーンをオーバーして奥バンカーへ。脱出はグリーンまで届かずにバンカー土手。3打目を1.8メートルに寄せたがボギーパットが入らなかった。前半は6番で2メートルのバーディーパットを奪ったが、アウトは2ボギーのデイと同じ38。スタート時点と差が変わらなかった。