初戦で消えた連続メダル バレー女子準々決勝は米国と対決
最後のひと枠をもぎ取った。
日本時間15日、リオ五輪女子バレーボール日本代表は1次リーグ最終戦で、互いに1勝3敗で迎えたアルゼンチンにストレート勝ち。勝った方が準々決勝に進出できる直接対決をモノにした。
しかし、予選4位通過の日本が準々決勝で当たるのは世界ランク1位の米国。予選で5勝0敗と圧倒的な強さを誇る。メダル争いをするためには、米国をはじめとする強豪国と当たらないことが前提。つまり、グループ4位の時点で前回ロンドンの銅に続くメダルはほとんど絶望的なのだ。実力が拮抗する韓国に1次リーグ初戦で敗れたことがやはり、痛恨だった。
試合後、主将の木村沙織(29)は次戦について「ボールがコートに落ちるまで頑張りたい」と前を向いたが、メダルへの道は厳しく険しい。