7年目でやっと10勝も 西武・菊池に“女房役”から不安の声
ある西武OBは「今季はカーブで緩急を効果的に使っている。フォームをあまり変えないことも大きい。以前の菊池は投げるたびに腕の振りがどうとか、ヒジの位置がどうこうとフォームをアレコレいじっていた」と話す。
が、再び炭谷が言う。
「実は最近、ちょっとその癖が出てきているんですよ(苦笑い)。菊池は調子が悪いとフォームをいじる傾向がある。負けても調子のいい時はフォームは一貫しているけど、勝っても不調だと落ち着かなくなる。僕も『フォームは今のままでいいから』とは注意しているんですが……」
経験より理屈優先の菊池。その辺りは「三つ子の魂百まで」か。