六冠も射程圏 ヤクルト山田“即メジャー”なら年俸いくら?

公開日: 更新日:

「目標は三冠王? 2年連続トリプルスリー? 目標はとにかくチームが勝つことです」

 3日の巨人戦、2試合連続で決勝本塁打を放ったヤクルト山田哲人(23)が、お立ち台で控えめにこう言った。

 昨年トリプルスリーを達成した若き主砲は、この日で安打数をリーグトップタイの100とし、打率(.344)、本塁打(28)、打点(68)に加え、盗塁(17)、出塁率(.458)と、野手のタイトル部門すべてで1位に躍り出た。プロ野球史上初の2年連続トリプルスリーはおろか、王貞治イチローでも成し遂げられなかった前人未到の「六冠王」も射程圏に捉えている。

 飛躍し続ける山田に対し、メジャー球団も調査に本腰を入れつつある。海外FA権を取得するのは早くても5年後の21年だが、「来オフの入札制度によるメジャー挑戦も、視野に入れないといけない。もし『六冠』を達成すれば、今季年俸2億4000万円から5億円到達もある。ヤクルトは近い将来、山田を抱えきれなくなるだろうし、来年3月にはWBCもあり、活躍次第ではメジャー球団の評価はさらに上がるし、山田自身の夢も膨らむはずです」と、見る関係者もいる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇