プチスイング改造で「飛距離」「安定感」高めるレッスン3

公開日: 更新日:

【テーマ1】体幹を使い力強いトップ

 ツアープロのスイングとアマチュアゴルファーのスイングを比較すると、明らかにツアープロの方が体幹がしっかり動いて力強く見える。ツアープロのトップを見ると左腕はしなやかに伸びているし、肩がしっかり入って背中には張りがある。

 対して、アマチュアのスイングを観察するとトップが弱々しい。左腕が折れ曲がっていたり、背中の張りもほとんどない。

 では、どうすればプロのような力強いトップをつくれるのか?

 ポイントはスイング中に左右の腕の長さを入れ替えることだ。テークバックでは徐々に左腕が伸び、右腕は右肘をたたむことで短く使う。

 これが正しくできると、肩がしっかり入り、背中の張りも強くなってくる。

 イラストを見ていただきたい。両手の間隔をあけてグリップしたら、グリップエンドをみぞおちあたりにくっつける。これで準備完了。後は、この状態からテークバックを開始する。ポイントは始動とともにグリップエンドを下げて左腕を伸ばし、右腕は左腕が伸びた分だけ縮める。

 テークバックで左腕を伸ばした時、左の肩甲骨が動いてくれば、それに伴って体幹がしっかりねじられてくる。実際のスイングでも左右の腕の長さを入れ替える意識を持つと、肩甲骨がしっかり動く。左腕がしなやかに伸びるし、肩がしっかり入った力強いトップをつくれるようになってくるのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    平野紫耀から杉咲花に「翠ジンソーダ」キャラクターわずか1年でバトンタッチのナゾ…平野ファン大混乱

  2. 2

    小芝風花は大河「べらぼう」とBS時代劇「金と銀2」“NHK掛け持ちW主演”で大丈夫なの?

  3. 3

    自公維の「高校無償化」に慶応女子高の保護者が動揺? なぜだ?

  4. 4

    中村芝翫「同棲愛人と破局宣言」で三田寛子の夫婦関係はどうなる? “梨園の妻”の揺れる心中

  5. 5

    佐々木朗希「通訳なし」で気になる英語力…《山本由伸より話せる説》浮上のまさか

  1. 6

    大阪万博の目玉 344億円の巨大木造リングはほぼフィンランド産…「日本の森林再生のため」の嘘っぱち

  2. 7

    吉沢亮のアサヒビールだけじゃない!業界別CM「絶対NG」のタレントたち…ケンカ、運転事故、不倫はご法度

  3. 8

    開成合格でも渋幕に入学する学生が…強力なライバル校出現で揺らぐ唯一無二の存在

  4. 9

    【福井県おおい町】名田庄の自然薯そばと「大飯温泉」

  5. 10

    確率2%の抽選で10万円で永住権を手にした在米邦人が語る 7億円「トランプ・ゴールドカード」の価値