事故謝罪も…中垣内バレー男子次期監督にもう“辞任勧告”

公開日: 更新日:

 11日、来年からバレーボール男子日本代表監督の就任が決まっている中垣内祐一氏(49)が、車の運転中に起こした人身事故について謝罪会見。「代表監督に内定している指導者として、極めてあるまじき事故であったことを猛省しています」と頭を下げたが、代表監督の進退について聞かれると、こう言葉を濁した。

「今後の自らのことを考えるには至ってない状況です。辞めるか辞めないか(という話)になっていない」

 現役時代はアイドル的存在だった中垣内氏も、12年に不倫がバレて離婚。全日本の代表コーチを辞任した。この騒動を問題視する声もある中で代表監督に内定したが、こうした“前科”もあるだけに、今回の事故で「辞任」の声は大きくなりつつある。

「監督内定のときもファンからの反応がイマイチで、もう『ガイチの時代』は終わっているんだと思いました。そんな矢先にこんな事故を起こして、周囲は『中垣内では集客が期待できない』『こういう問題児を日本の顔にすると、バレー界への批判が高まる』と殺気立っています。男子バレーを中継するテレビ局も気が気じゃない。こうも悪目立ちすると、視聴率に影響しかねない。某局から『続投させるのか』という問い合わせが来たようです」(バレーボール関係者)

 ただでさえ実力のない日本の男子バレー。視聴率と好感度がなくなれば、もう何も残らない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…