【特別寄稿】U-20W杯ガーナ戦でPOM 長谷川唯が流した涙

公開日: 更新日:

 試合中は冷静な姿勢を貫いていた彼女が、思わず声を震わせたのは試合後のことだった。

「梨紗のユニホームなので……。決勝まで行って優勝を(清水に)届けたいと思います」

 まさかのスペイン戦黒星でグループリーグ敗退の可能性もあったが、この日の一戦を制したことでチームの活気と自信も復活した。ここからは負けることが許されないノックアウトステージに突入する。まずは24日に、日本はA組2位のブラジルとの準々決勝に挑む。しかし、どれだけの強敵であろうと、必ず長谷川は全力プレーでチームを牽引し、友との約束を果たすだろう。

(文=早草紀子)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…