メディアは大騒ぎ ハム大谷“来オフメジャー”に3つの障害
日本ハムの大谷翔平(22)をめぐって、スポーツメディアがかまびすしい。
「来オフ早くも夢実現」
「メジャーでも二刀流OK」
「300億円争奪戦!」
などと、来年すぐにでも海を渡るかのように大騒ぎしている。
大谷は5日の契約更改で球団に、来季後のポスティング移籍を認められた。しかし、だからといって来オフのメジャー挑戦はほぼ不可能。さまざまな事情が絡み合い、障害となっているのだ。
■中田翔の去就
まずは4番を打つ中田翔(27)の去就だ。中田は順調に試合に出場すれば、来季中に国内FA権を取得する。ある球団OBは「中田がFAで他球団に移籍するのは構わないのですが……」と、こう続ける。
「4番の中田に加えて、エース兼中軸打者の大谷まで一度にいなくなれば、チームはガタガタ、優勝争いどころか、まともに戦うことすら出来なくなる。かといって、中田を引き留める選択肢は球団にはない。日頃から若手を引き連れて繁華街を闊歩するなど、他の選手に悪影響を及ぼすと、中田不要論すら出ていますからね」