先場所も負け越し…遠藤に「学生相撲の延長」と厳しい声
しかし、それでも昨年は5、9月場所で2ケタ勝利。遠藤の相撲が通用しているのも事実だ。
「つまり、“学生相撲”にやすやすと勝たせてしまうくらい、力士のレベルが下がっているのです。九州場所の幕内全取組314番の時間を計ったところ、1分を超えた相撲は皆無。幕内の1日の平均取組時間も、10秒を超える日はなかった。正しい稽古をしていないから、攻防が続かないのです。これでは遠藤も『今のままでいい』と勘違いしてしまいます。本来は追手風親方が厳しく指導をしなければいけませんが……遠藤は部屋の稼ぎ頭ですからね。親方も強いことは言えないのでは……」(前出の中澤氏)
三役は遠い。