やっぱり内弁慶 賞金王・池田勇太“日本開幕戦”で予選落ち

公開日: 更新日:

【SMBCシンガポールオープン 2日目】

 日本ツアー賞金王の池田勇太(31)にがっかりだ。今大会はアジアンツアーとの共催で、会場が国外とはいえ、日本ツアーメンバーにとってれっきとした開幕戦だ。

 試合は2日続きのサスペンデッドになったが、大会前に、「去年良かった分の貯蓄はある。今年はマスターズにピークを持っていきたい」と周囲に期待を持たせた池田は1打足りず、通算2オーバー、78位で予選落ち。試合に向けた準備不足が明らかだった。

 予選2日間は世界ランク7位のアダム・スコットと昨年覇者で同ランク80位の宋永漢という注目ペアリングに入った。スコットは7アンダーの3位、宋は5アンダー、6位と上位で決勝進出を決めたが、池田だけ2オーバーで一人カヤの外だった。

 評論家の宮崎紘一氏がこう言う。

「日本ツアーの賞金王ですから、主催者もそれなりの敬意を払って豪華なペアリングになったはずです。本来なら日本を代表するトッププロとして、それなりの好成績を出さなければいけなかった。ところが予選落ちは、日本の賞金王はこんなものか、と思われるでしょう。結局、池田には日本ツアーを代表するというプライドもなく、昔の尾崎将司と同じように国内でふんぞり返っているだけ。開幕戦の予選落ちでファンはさらに冷めた目で男子ツアーを見るようになるでしょう。もちろんマスターズでの活躍なんて誰も期待しないと思いますよ」

 ホールアウト後に、「ラインが読めていない。思うところに打っても入らない。まったくお話にならない感じ。同伴の2人はパットもいい感じで、運を全部吸い取られた感じ」と試合を振り返った池田。

 要するにゴルフが下手なだけの話だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    「かなり時代錯誤な」と発言したフジ渡辺和洋アナに「どの口が!」の声 コンパニオンと職場で“ゲス不倫”の過去

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    「よしもと中堅芸人」がオンカジ書類送検で大量離脱…“一番もったいない”と関係者が嘆く芸人は?

  1. 6

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 7

    入場まで2時間待ち!大阪万博テストランを視察した地元市議が惨状訴える…協会はメディア取材認めず

  3. 8

    米国で国産米が5キロ3000円で売られているナゾ…備蓄米放出後も店頭在庫は枯渇状態なのに

  4. 9

    うつ病で参議員を3カ月で辞職…水道橋博士さんが語るノンビリ銭湯生活と政治への関心

  5. 10

    巨人本拠地3連敗の裏に「頭脳流出」…投手陣が不安視していた開幕前からの懸念が現実に