来日即宮崎入り “優等生”マシソンが巨人助っ人頼みの綱
巨人の助っ人勢が27日、来日した。
今季から巨人に加入する元楽天のケーシー・マギー(34)は、走り込みやウエートトレーニングで体をつくってきたと言い、「開幕に100%の状態に持っていく」と自信タップリである。
楽天時代の13年には打率.292、28本塁打、93打点の活躍で、チームを日本一へ導いた。昨季はメジャーで30試合の出場にとどまったものの、3Aでは打率.317、6本塁打。高橋監督は4番の有力候補に挙げている。ただ、長打力の衰えを指摘する声もあるだけに、過度な期待は禁物だ。
新外国人では抑え候補として最速164キロ右腕のカミネロも加入。マイコラス、クルーズ、ギャレットを含め、支配下では6人の外国人が4枠を争うことになる。
そんな中、異彩を放っているのが、スコット・マシソン(32)である。この日、来日してそのまま宮崎入り。28日から始まる宮崎での合同自主トレに直訴して合流する。そんな助っ人、他にはいない。
巨人6年目。昨季は両リーグ最多タイの70試合登板を果たし、8勝4敗1セーブ、41ホールド、防御率2.36で「最優秀中継ぎ投手」のタイトルを獲得した。3月のWBCにカナダ代表として出場する。「WBCは3回目だし楽しみだね」と今年もフル回転になりそうだ。