場外弾100発超! 日ハム中田翔“突然の豹変”に2つの理由
WBC日本代表の日本ハム、中田翔(27)が13日、規格外のパワーを見せつけた。
二軍の国頭から合流初日のこの日、全体練習後のロングティーで柵越えどころか、外野のネット越えの打球を連発。実に100球以上を球場の外までかっ飛ばした。
打球に当たって折れた木の枝が落下、ファンに直撃するシーンも。球場外にいたスポーツ紙のカメラマンは打球をかわした際に体勢を崩し、転んでカメラを壊すハプニングまであった。
「飛距離? 風でしょ。(痛めている)左手首の不安もあって、強くは振ってなかった。それでも気持ちよく打てているのは(国頭と)変わらない。国頭では、とにかく数を振ることをテーマにしていた。今後は細かい技術にこだわっていきたい」とは中田だ。
国頭では毎晩、夜間練習を行い、ひたすらバットを振り込んだ。若手が首脳陣に命じられて渋々、夜間練習を行うのは、ままある話。しかし、4番を打つ主砲が毎晩、夜間練習で振り込むというのは珍しい。
ましてあの中田だ。若手を引き連れて朝まで飲むなんてのは序の口。キャンプ地の夜も暇さえあれば、バットではなく札束の詰まった財布を振り回していたという。それがまるで別人のような豹変ぶりだ。