場外弾100発超! 日ハム中田翔“突然の豹変”に2つの理由
■WBCで活躍、シーズンでも…
周囲には「中田が変わった理由のひとつはWBCだろう」という指摘がある。日本代表の小久保監督から「ジャパンの4番は中田」と指名されたこともあった。大谷の欠場、中島の辞退もあって、自分がやらなければという気持ちになったとしてもおかしくはない。
だが、ある球団OBは「それよりはむしろ、オフのFAだろう」と、こう続ける。
「中田はこのまま順調にいけば、今季中に国内FA権を取得する。本命は阪神といわれており、中田自身も移籍する気満々ですからね。だからこそ、今季は結果を残して自分を高く売りたい。中田はパワーヒッターのように見えるが、本塁打は15年の30本が最多。昨季は110打点でタイトルを獲得したものの、チャンスに強いとは言い切れない。得点圏打率は.264にすぎなかった。WBCで活躍、シーズンでもキャリアハイの成績を残して評価を上げたいというわけです」
今年は、これまで以上に期待できそうだ。