ロッキーズ戦に登板のマエケン 不安残すオープン戦初被弾
ドジャース・前田健太(28)が27日(日本時間28日)のロッキーズ戦にオープン戦初登板。2回を1本塁打含む2安打1失点、1奪三振だった。
前田は先頭打者を四球で歩かせながら次打者を二ゴロ併殺。今季、目指す打たせて取る投球を実践したが、3番パターソンに甘く入った直球を中堅スタンドに運ばれた。
二回にも左翼線を破られる長打(二塁打)を許し、オープン戦初マウンドはピリッとしなかった。
今季の前田は打者の手元で変化するツーシームなどを持ち球に加え、少ない球数で打ち取る投球を心掛けている。この日、打ち取った当たりは大半が飛球だった。前田には球威がないだけに、甘く入れば長打を食らうリスクがある。
2年目の前田が理想とする投球が完成するまで時間がかかりそうだ。