キューバ戦で“一発病”再発…菅野の課題を門倉健氏が分析

公開日: 更新日:

「菅野本来の投球じゃありませんでしたね。一番の要因はスライダーに頼り過ぎたことです」

 投手として横浜巨人などで活躍した評論家の門倉健氏がこう言った。

 14日、キューバ戦に先発したエースの菅野智之(27)は先制した直後の二回、グラシアルに逆転の2ランを被弾。同点に追いついた後の四回にも3本の安打で2死満塁とされ、9番メサに適時打を浴びて2点を失った。80球の球数制限がある中、「最低5回は投げないと。できれば6回」と話していたが、4回74球7安打4失点で降板した。門倉氏が続ける。

「本塁打を浴びたのは甘く入ったスライダー。バッテリーの傾向をキューバ打線に研究されていたのでしょう。完全にスライダーを狙われていました。本来、菅野のスライダーは切るようなカット系の鋭さがある。しかし、ボールが滑る分、球離れが早い。カーブのように大きく曲がってしまい、一番本塁打になりやすい肩口から真ん中という軌道になってしまった。150キロを超える直球をもっと内角に見せるべきでした」

■次戦登板は準決勝か決勝

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭