豪代表監督が日程に不満吐露 WBC日本ラウンドのカラクリ

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 当然の声だろう。8日の日本戦に敗れたオーストラリアのディーブル監督は、日本とキューバは4日間で3試合、自軍と中国は3連戦なので、「日本のように1日オフがあれば中継ぎをつぎ込めた」と、試合日程の不公平さに言及した。

 試合時間も、日本は特別だ。テレビ中継のため3試合とも19時開始。他の3カ国は12時開始の試合がある。オーストラリアは9日19時の中国戦の翌日は12時からキューバ戦。キューバも日本と約4時間の試合を終えた翌8日は12時からデーゲームで中国と対戦した。

「日本有利」といえば、国内で頻繁に行われるバレーボールの国際大会も同じだ。昨年のリオ五輪最終予選も、ライバル国は午前、昼、午後の試合も組まれていたが、日本は男女とも全7試合が第4試合の19時に固定。しかも、対戦日と対戦国を2試合指定できる、「開催国指定試合」という特権まであった。これは国際バレーボール連盟(FIVB)が認めているものだが、過去には「五輪予選なのだから全てのチームが同じ条件でやらないといけない」と、大会を批判した監督もいた。


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