所属球団から連日“注文”殺到 WBCの苦労を米国監督が吐露
優勝した米国代表の指揮を執ったリーランド監督によれば、「携帯は鳴るし、メールもくる。毎日が(選手の所属球団との)話し合いだった」そうだ。
主力を派遣する各球団のGMにとって、開幕直前のこの時期、選手の調整具合は気になって当然。レギュラーシーズンに支障が出るようではかなわないし、ケガでもされたら一大事だ。米国代表を束ねるリーランド監督のもとに連日、選手の起用法に関する注文が殺到するのは当然といえば当然かもしれない。
なにしろ米国代表には年俸10億円を超す連中がズラリ。所属球団が起用法にナーバスになるのも道理だと思ったら、日本も同様らしい。さる放送関係者がこう言った。
「日本代表の首脳陣のもとには直接、間接を問わず、起用法に関する注文が押し寄せるとか。公になっていない故障部位まで伝えてきて、なるべくなら投げさせないで欲しいなどと言ってくると聞きました」
勝つための選手起用は当然だし、かといって所属球団の意向もむげにはできない。代表の首脳陣は大変だ。