泣きっ面に蜂…アストロズ青木にレギュラー剥奪の可能性
メジャーリーガーで唯一、日本代表に名を連ねた青木宣親(35=アストロズ)。リーダーとしての働きはともかく、肝心の打撃はサッパリだった。
計6試合で22打数4安打の.182。3番で起用されながら好機で凡退を繰り返し、わずか2打点。今大会の戦犯のひとりでもある。
アストロズは当初、青木を左翼のレギュラーとして起用するとみられていたが、それも白紙に戻されそうだ。
今季DHで起用される予定だったレンジャーズから移籍のベルトラン外野手(39)が、ここにきてヒンチ監督に「打つだけでなく、守らせてほしい」と直訴。
ベテランの要望を聞き入れた指揮官は、青木との左翼併用を示唆している。
加えて青木が不在の間、オープン戦で若手外野手が結果を残している。中でも青木に代わって左翼で出場する招待選手のアレジャンドロ・ガルシア(25)は、19試合で27打数9安打の・333。開幕メジャーに向けてアピールを続けている。
青木は今後のオープン戦で復調の兆しが見えなければ、開幕をベンチで迎えるかもしれない。