タイ戦圧勝で現実味 ハリル監督“本田・長谷部外し”Xデー
「本田はあくまで90分間フルにプレーし、試合の流れを的確に読みながら攻守にメリハリをつけるのがうまい選手です。スピードもないし、試合途中で投入されて力を発揮するジョーカー的なタイプでもない。先発から外れたら、使い勝手の悪い選手です。昨年11月のサウジアラビア戦から3試合連続でW杯最終予選の先発から外したハリルは、本田を代表から外すタイミングをW杯最終予選終了時と考えており、W杯最終予選の最終試合となる9月の敵地でのサウジアラビア戦が代表ユニホーム姿の見納めとなりそうです」(サッカー関係者)
本田は後半21分、攻撃的な左サイドでスタメン出場したヘルタFW原口元気(25)に代わって登場したが、マイボールを簡単に奪われたり、攻め入った際に味方と交錯したり、気の利いたプレーは何ひとつ見せられず、典型的な“代表でのキャリアが終焉を迎えつつある選手”の風情が漂っていた。
■年齢的な衰えと“勤続疲労”
そしてもう一人、居場所がなくなりつつある選手がいる。国内リーグでのケガでUAE戦、タイ戦を欠場した主将のMF長谷部誠(33)だ。