レスターがQF敗退…途中交代の岡崎もCLでの見納めが濃厚
ついに日本代表FW岡崎慎司(31)の見納めである。所属するレスター(イングランド)が、地元開催の欧州チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第2レグでアトレティコ・マドリード(スペイン)と1-1のドロー決着(日本時間19日午前3時45分開始)。第1レグとの合計スコア1-2で敗退が決まったのだ。
先発した岡崎は、前線でアグレッシブに動き回るが、なかなか効果的なボールが入らずに悪戦苦闘。前半の見せ場は21分にFWヴァーディからパスを受け、右足アウトでシュートを狙った場面だけ。結局、0-1で折り返した前半限りでベンチに下げられてしまった。
後半は「3-1にしないと勝ち抜けない」レスターが猛アタック。しかし、実力上位のアトレティコの堅牢な守備を崩せず、初出場のCLはベスト8止まりとなった。
国内リーグ12位のレスターは、来季CLの出場権が得られない。全盛期よりも力の落ちた岡崎がシーズン終了後、CL常連チームに引き抜かれる可能性もゼロに近い。
岡崎が欧州サッカーの桧舞台であるCLでプレーする姿は、もう二度と見られないのである。