ヤンキース田中2勝目 中4日登板で周囲の不安吹き飛ばす
ヤンキース・田中将大(28)が今季初の中4日登板で結果を残した。
19日(日本時間20日)のホワイトソックス戦に登板し、7回を6安打1失点、6奪三振、2四球で2勝目(1敗)を挙げた。
この日の田中は再三、走者を背負いながらも落ち着いた投球でつけ入る隙を与えなかった。四回に2本の二塁打で1点を失ったものの、追加点を許さない。大量リードで迎えた七回。1死三塁のピンチにも、9番ガルシアを力のある直球で空振り三振に仕留めると、続くサラディーノを低めの変化球でバットに空を切らせた。今季は開幕投手を務めながら不甲斐ない投球が続いた。4戦目にしてエースらしい投球を披露した。
昨季の田中は中4日は14試合で4勝3敗、防御率3.71に対し、中5日以上は17試合で10勝1敗、同2.44。右肘に不安を抱える田中は「通常のローテでは厳しい」とみられていたが、今季最初の中4日登板で自ら不安を払拭してみせた。