球界屈指の右腕 オリ金子とSB千賀は投法も境遇も正反対

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 千賀と金子は投球スタイルだけでなく、入団の経緯も正反対。高卒の育成枠出身の千賀に対し、金子は社会人を経ての希望枠。一般企業に例えるなら、「バイト上がりの契約社員」と「名門大学卒のエリート社員」くらい、スタートに差があった。年俸も金子が球界最高額の5億円、千賀は6500万円だ。

 さらに、金子はかつてメジャーに注目されながらもオリックスに残留したが、千賀は現在進行形で米球界から熱い視線を送られている。

「相手が金子投手ということで、点を取るのは難しいとは思って、(初回から)ピシャッといきました」

 とは、金子に並ぶ5勝目を手にした千賀。こんな投手戦は年に何試合も見られないが、2人のピッチングや境遇が正反対だったことも、面白さに拍車をかけた。

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