4試合で援護3点じゃ…ロッテ佐々木千隼が不運続き3敗目
「悔しい。練習していくしかない」
こう言って肩を落としたのは、ロッテドラフト1位ルーキーの佐々木千隼(22=桜美林大)。11日の楽天戦に先発し、初回にウィーラーに3ランを浴びるなど3回3失点で3敗目(1勝)を喫した。プロ初先発初勝利を挙げて幸先の良いスタートを切ったものの、ここ2試合は初回に走者をためて本塁打を浴びるなど、安定感を欠いている。
英二投手コーチが「投げ方が壊れている」と評したように、今後に向けた課題は深刻とはいえ、不運な部分も否めない。開幕から4試合、計21回3分の2を投げて援護点はたったの3点。援護率1.25はロッテ先発陣で最も少ない。プロ2戦目のソフトバンク戦(4月20日)は、7回1失点で負け投手になっている。
チームは借金14の最下位に低迷し、チーム84得点、打率.187はともに12球団ワースト。本人に問題がある上に、援護に恵まれないのだから勝てないわけだ。