日ハム大谷 故障離脱でもメジャーの評価は「高騰」の根拠

公開日: 更新日:

 左太もも肉離れで戦線離脱中の日本ハム大谷翔平(22)。そもそも右足首を痛めて全力疾走できない選手を、なぜ実戦で起用したのかという批判が噴出しているが、一方で今回のケガは本人にとってむしろプラスとの見方がある。

「試合に出てくるのは5月下旬か6月上旬。けれども、右足首痛の原因になっている三角骨を手術で除去するわけではないので、下半身の不安は解消されません。そんな状態で投手にチャレンジすれば、肩や肘まで痛める可能性がある。今季は復帰後も野手に専念することが条件ですが……」と、ア・リーグ東海岸の球団のスカウトがこう続ける。

「大谷の最大の売り物はあれだけ速い球を投げながら、投手としての生命線である肩と肘にいまだ大きな故障がないことです。昨シーズン、約2カ月間、先発から遠ざかった時期に肩か肘を痛めたというウワサが流れたのですが、調べた結果、異常はなかった。花巻東高時代は骨端線損傷を患って1年近く投手ができなかったし、プロ入り後は少しでも不安があれば登板を回避してきた。ただでさえ大谷の肩や肘は他の投手と比べて使い減りしていないうえ、今年1年間、野手に専念すれば肩、肘を休ませることになる。これは大きいですよ」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭