症状改善せず 日ハム大谷の戦列復帰“さらに先送り”の不安
日本ハムの二軍選手は昼食を鎌ケ谷の球場内で取るケースが多い。例えば、合宿所でウエートトレーニングをした後に食事をしようと思ったら、隣接する球場まで200メートルほどの坂道を往復することになる。
そんな、アスリートにとっては屁でもない道のりに、悲鳴を上げているプロ野球選手がいる。左大腿二頭筋肉離れで戦線離脱、現在、合宿所のある鎌ケ谷でリハビリ中の大谷翔平(22)だ。さる日本ハムOBがこう言った。
「左太ももの肉離れをやったのが8日。あれから10日以上経っても、症状は一向に改善されないというのです。歩くときには左足を引きずり、痛みで合宿所と球場を結ぶ坂を往復するのもしんどいと言いますからね。当初、復帰まで4週間程度だった見立てが6週間に延びたけど、現在の回復状況を見る限り、それも怪しくなった。戦列復帰は6月、もしくは7月に先送りされる可能性もあると聞きました」
19日から2日連続でネットスローを行い、本人も「(状態は)日に日に良くなっている」とコメント。リハビリはさも順調に進んでいるかのように見えるものの、まだ歩くのもつらいのが実情のようだ。