南ア戦で逆転弾アシスト 久保建英は何が「非凡」なのか
■次に展開される局面を予見する能力
現地で取材中の元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏が「技術の高さもさることながら」と前置きしてこう続ける。
「素晴らしく“周囲が見えている”選手です。相手と味方選手の位置を冷静に把握して“次に展開される局面”も、きちんと予見しながらプレーしている。攻撃のキーマンになれる選手なのでフル出場させたいところですが、年代別とはいえ、15歳で迎えるFIFA主催のW杯ですからね。南ア戦のように『相手選手に疲れが見え始め、コンパクトな陣形が崩れてスペースが空いている』状況に投入し、攻撃の決定的な仕事をしてもらう――という戦術の方が、現時点の日本代表にはプラスに働くと思います」
注目の第2戦は、南米予選1位通過の強豪ウルグアイが相手。24日午後8時にキックオフだ。