ヘント久保裕也が野心 欧州4大リーグ「チャンスあれば」
その要因を彼は自分なりに分析したという。
「暑さに慣れていなかったし、環境に適応できていなかった。ハリルホジッチ監督の要求に応え過ぎた部分もあった。監督は(DFの)裏への飛び出しを求めていたけど、それ以外のプレーも必要だった。やはり自分の特徴を失わないようにしないといけない」と自分自身で考え、アクションを起こしていく重要性をより痛感したようだ。
日本代表で「切れ味鋭いナイフ」のような決定力を再び発揮するためにも、ベルギーでの活躍は不可欠だ。7月30日に開幕するべルギー1部で昨季を上回るゴールラッシュを見せれば、代表新エースの座は確実なモノとなるが、「そのうちスイッチが入ると思いますよ」と不敵な笑みを浮かべた。
(サッカージャーナリスト・元川悦子)