過去に協会でも発覚 J常務“ハレンチ行為”は氷山の一角か
日本サッカー協会(JFA)にしても、Jリーグにしても「セクハラおやじが横行するような不適切な職場なの?」と言われても反論できないだろう。27日、Jリーグ村井チェアマンが「中西大介常務理事(51)によるパワハラとセクハラが認められ、辞任の申し出を受理した」と発表した。
「勤務時間中に(J女性職員に対して)高頻度で電話をかけたり、映画や美術館に誘って不快感を持たれた」(村井氏)
中西氏といえば、Jリーグが17年から英パフォーム社「ダ・ゾーン」と10年・2100億円の巨額放映権を結んだ際の中心人物。大商いを取り仕切って増上慢になってしまったのだろう。「オレが莫大なカネをJリーグにもたらした」と吹聴するようになり、「部下や関連会社の職員にエラソーな物言いをして煙たがられていた」(マスコミ関係者)ともっぱら。
「映画雑誌にコラムを投稿するほどの映画狂。Jリーグの一部女性職員に『映画と食事に行こう』と執拗に迫り、それこそ蛇蝎のごとく嫌われていた。もっとも本人は嫌われていることに気付いておらず、一度でも映画や食事に付き合うと『好意を持たれている』と勘違いするところがあった」(サッカーライター)