日本では針のむしろ…G山口俊に米球界“逃亡計画”浮上
■2013年にはポスティング移籍示唆
そんな人間がこんな騒動を起こし、針のむしろとなった状態でまともに仕事ができるのか。そもそも巨人では右肩痛を理由にいきなり三軍スタート。6月になってようやく一軍マウンドに立ったものの、4試合に登板して1勝1敗、防御率6・43とボロボロだ。球界関係者がこう言う。
「山口俊の周辺は、巨人を退団して米球界で再起を図るという選択肢も考えているようです。山口はもともとメジャー志向が強く、22セーブを挙げた2012年のオフには『チャンスがあれば挑戦したい』と13年オフのポスティング移籍を示唆。当初は年俸を吊り上げるための作戦のひとつとされていたが、海を渡ればファンやマスコミの厳しい視線から逃れることはできる。あり得る話です」
その米球界、メジャーにはグラウンドと刑務所を行ったり来たりしているのがゴロゴロいる。
かつてのセーブ王で現在、ナショナルズ傘下のマイナーでプレーするフランシスコ・ロドリゲスは10年、内縁の妻の父親に暴力を振るって逮捕。レンジャーズのリリーフ投手で19日現在、2勝4敗10セーブのマット・ブッシュはレイズ時代の12年にひき逃げ事件を起こし収監された。ともに球団からペナルティーを科されながら、娑婆に出てからはマウンドで投げ続けている。