酒乱暴行のG山口俊 示談なら年内謹慎からトレード要員へ
巨人の山口俊(30)の処遇に注目が集まっている。
11日未明に都内で飲酒した際に右手甲にケガを負い、その後に都内の病院で扉を破壊し、男性警備員を負傷させた「泥酔暴行事件」を起こし、本人は謹慎中だが、先日、老川オーナーが「活躍してもらえると思って(FAで)来てもらっているが、ああいうトラブルを起こされて球団としては大変困ったと思っている。本人も非を認めているということなので、ある程度の判断をつけざるを得ない」と苦言を呈していた。
球団内には「警視庁の捜査次第では解雇も免れないのではないか」との強硬な声もあるが、オーナーが言う「ある程度の判断」とはどのようなものなのか。
「たとえ示談が成立しても、ことがことだけに『年内謹慎』は確実です。今後、再び東京ドームのマウンドに上がれるか。復帰したところでチーム内に居場所があるか。この一件で酒に酔って人に暴行を加えるという『輩』のイメージがついてしまった。戦力的には現時点で1勝1敗。高橋監督がそんな投手を使うのか。トレードもあるともっぱらです」(チーム関係者)