豪戦に勝利でW杯出場決定も…ハリル日本に“3つの大誤算”
24日、ロシアW杯アジア最終予選のオーストラリア戦(31日・埼スタ)とサウジアラビア戦(9月6日・ジッダ)に向けた日本代表メンバー27人(GK3人、DF8人、MF7人、FW9人)を発表したハリルホジッチ日本代表監督(65)。
会見では「愛国心やプライドなど日本という国家にとっても大事な試合となる。選手たちにはサムライになってもらう」と気合十分だった。
サッカーダイジェストで編集長を務めた六川亨氏は「難敵のオーストラリア相手に“負けないサッカー”も大事だが、あくまで“勝ってW杯出場を決める”という意思をポジション別最多9人のFWを招集することで鮮明にした」と解説する。
■先発予定FW4人が抱える内憂外患
もっとも、日本はグループBの首位に立っているものの、2位サウジと3位オーストラリアとは勝ち点1差。ハリルホジッチ日本代表の周辺からは「こんなことで大丈夫なのか? ロシアW杯に行けるのか?」という不安の声が渦巻いている。
オーストラリア戦の攻撃系選手の先発は「1トップにケルンFW大迫勇也が入り、メキシコデビュー戦ゴールのFW本田圭佑が右サイドから、FW原口元気が左から攻め込み、これにトップ下のMF香川真司が絡んで攻撃を仕掛けていく」と前出の六川氏は予想する。