豪戦に勝利でW杯出場決定も…ハリル日本に“3つの大誤算”
しかし、4人とも不安材料を抱えている。
「大迫は7月末に右足首靱帯を損傷。22日にチームの全体練習に合流したばかり。病み上がりは香川も同じ。6月のシリア戦で痛めた左肩が完治せず、19日の独ブンデスリーガ開幕戦は、後半41分から時間稼ぎ要員的に登場しただけ。オーストラリア戦でどこまでプレーができるか、2人とも未知数と言うしかない」(サッカーライター)
欧州移籍マーケットが開いている8月31日までに「英プレミア移籍が既成事実」(マスコミ関係者)の原口は、メンタル的に落ち着かない日々を送っているという。
デビュー戦のゴールでスポーツ紙が「頼れる男が帰ってきた」と持ち上げる本田にしても、そもそも「試合勘が鈍るとパフォーマンスがガタ落ちするタイプ」(前出のライター)。本田先発は無謀な賭けと言うしかない。
■DF陣の致命的問題
守備陣に目を転じてみると、CBの層の薄さと経験値の低さに「不安はない」と言い切れるサッカー関係者はいないはず。