36歳でポーランド移籍 松井大輔に欧州再挑戦の決意聞いた
2004年のフランス2部(当時)ル・マン移籍を皮切りに、4カ国7クラブを渡り歩いた元日本代表MF松井大輔。ここ3年半はジュビロ磐田でプレーしたが、36歳になった今夏、欧州再挑戦に踏み切った。海外8クラブ目はポーランド2部オドラオポーレ。3部から昇格したばかりの新勢力だ。
成田空港から新天地へと向かった松井を直撃した。
「(初海外の)ル・マンも2部からのスタート。磐田に帰ってきた時もJ2だった。今回もポーランド2部ですからね。初心に戻れるかな、と。今はワクワク感しかない」と松井は、実にすがすがしい表情でこう切り出した。
30代での大陸間移籍はメキシコ・パチューカの日本代表MF本田圭佑(31)と同じ。10年南アフリカW杯で日本代表を16強に導いた盟友の決断は、自分自身と重なって映る。
「いかにも彼らしい。サッカーを知ってる人なら分かるけど、メキシコはもの凄くレベルが高いし、(選手の年俸など)お金もある。高地でのプレーだし、欧州より厳しい環境かもしれない。来年は圭佑がプレーしたロシアでW杯が開催される。出場権を取るために(日本代表メンバーの)彼らには『死に物狂いで頑張って欲しい』と思います」