ヤンキース田中が快挙 日本人投手初の4年連続2ケタ勝利
ヤンキース・田中将大(28)が節目の登板で歴史に名を残した。27日のマリナーズ戦に登板し、7回を6安打1失点、10奪三振で今季10勝目(10敗)をマーク。メジャー通算100試合目の登板で大台に乗せ、日本人投手では初めてデビューから4年連続2ケタ勝利を達成した。
田中は一回、1死一、三塁のピンチに4番クルーズに左越えの先制二塁打を許したが、二回以降は変化球を低めに集めて追加点を与えなかった。
これで田中は右肩の張りから復帰して2連勝。今季はチームの足を引っ張ってきたエース右腕が、尻上がりに調子を上げ始めた。
ブルージェイズ・青木はツインズ戦で5号ソロを放つなど4打数3安打2打点。カブス・上原はフィリーズ戦で1回を1安打(1本塁打)1失点。
▽田中の話「勝ち星に関してはみんなのサポートがないと積み重ねることができない。チームメートに感謝したい」