U18W杯で清宮凌ぐ活躍 2年コンビ藤原&小園の実力と評判
2000年生まれの「ミレニアム世代」である2人は枚方ボーイズ(大阪)出身。当時も1、2番を任され、全国制覇を成し遂げている。お互いがライバルと認め合う間柄だ。
藤原は強豪・大阪桐蔭で1年夏から中堅レギュラー。在京球団スカウトは「走攻守すべてにおいてレベルが高い。2年生の現時点でも外野手なら高校ナンバーワン。今秋ドラフトで上位指名したいくらい」と評価する。
スポーツライターの安倍昌彦氏が言う。
「プロでは将来的にトリプルスリー(3割、30本、30盗塁)を狙えると思う。同じ左の外野手で昨年のセ新人王・高山(阪神)の日大三時代よりも能力は頭一つ抜けている。高山は3年夏に全国制覇を成し遂げ、当時でもドラフト上位候補でしたが、内角球に課題があり、当てにいくようなスイングをする時もあった。速いスイングでインパクトが強い。体幹もしっかりしているから、どのコースの球に対してもしっかり振り切れる。中堅から逆方向に強い打球を打てるのが魅力です」
ソフトバンクの柳田に憧れ、「トリプルスリーをとれる選手になりたい」と話す。メジャー挑戦の夢もある。