FA移籍予備軍多数 日ハムのトレード攻勢に若手が戦々恐々

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「僕ら若手が対象になりそうですから……」

 セ球団の若手選手がこう言った。

「このオフ、日本ハムとのトレード要員になる可能性があるからです。国内FA権を取った谷元(32)がシーズン中に中日へ金銭トレードされるなど、日ハムは来年に向けて世代交代を進めている。『日ハムは某球団の20代の先発左腕を欲しがっていた』って話も聞きました。昨オフからこれまでに日ハムへトレードされた選手は30歳以下。昨オフは巨人から当時26歳の大田、今年はヤクルトから25歳の杉浦、そしてDeNAからは30歳の黒羽根。バリバリのレギュラーなら放出されるケースは低いでしょうけど、特に20代中盤でそうでない選手は、トレード候補に入るともっぱらです」

 日ハムにはシーズン中に続き、今オフのトレード話の噂が絶えない。

「たとえば谷元を獲得した中日は、森監督が当初は3対3などの複数トレードの話があったことを明かしている。日ハム側には欲しい選手が複数いたわけですから、来季の編成方針が明確になれば、再度トレードがあっても不思議ではありません」(中日OB)

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