ダルや田中はどうなる 日本人メジャーリーガー来季の命運

公開日: 更新日:

 今オフは日本人選手の去就が、日米で注目を集めそうだ。

 中でも最大の関心事は今季途中、ドジャースに移籍したダルビッシュ有(31)。11年オフにレンジャーズと交わした総額46億円の6年契約が満了するからだ。レンジャーズから選出された今季の球宴前日の会見で球団への愛着を口にしたダルは「好きというのと、契約をするというのは別の話。ビジネスなので」と話しており、今オフは複数年の大型契約をもくろんでいる。

「ドジャース移籍後は9試合で4勝3敗、防御率3.44と結果を残した。来年の8月で32歳と投手としてピークに達するとはいえ、潜在能力は十分だけに、5年1億5000万ドル(約164億円)の巨額契約を手にできると思う。ドジャース、レンジャーズが手を引いても、資金力が豊富で先発陣が手薄なカブス、ジャイアンツの2球団が獲得に乗り出すでしょう」(スポーツライター・友成那智氏)

 カブスのサイ・ヤング賞右腕アリエッタと並び、今オフのFA市場の目玉であるダルにはオファーが殺到しそうだ。一方、見向きもされない日本人投手もいる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動