“日ハムに激震”と大騒ぎ FA行使示唆の4人は事実上の放出
「FA4人組はいずれもピークを過ぎた、あるいは傷を抱えているというのが、球団の判断だと聞いている。例えば、今季27セーブの増井です。確かに直球は150キロ超と球速こそ健在だが、スライダーやフォークといった変化球も含めて追い込んでからの制球が甘くなっている。ひと言で言えば、衰えでしょう。本人もそれを自覚しているだけに、逆に痛打を恐れて四球を許し、ピンチを広げるケースが目立つ」
残りの3人はどうか。
「宮西は決め球のスライダーはともかく、直球の球威やキレが落ちている。これまでは空振りが取れていた直球が、ファウルで粘られるようになった。大野は2、3年前から右ヒジ痛を抱えている。痛みを我慢してだましだましプレー、しばらくは首脳陣にも内緒にしていたといいます。おそらくネズミ(遊離軟骨)の類いでしょうけど、まだ手術はしていない。中田は2010年に半月板の損傷で手術した左ヒザが爆弾になっている。現在も痛むことがあるのか、トレーニングや走り込みの量が不足しているとか。以前と比べて下半身がもろくなっていることが打撃にも影響しているのでしょう」(前出のOB)