“日ハムに激震”と大騒ぎ FA行使示唆の4人は事実上の放出

公開日: 更新日:

 下がり坂の選手を放出、空いたポジションに右肩上がりの若手をはめ込んで競わせるのは日本ハムの十八番。要するに新陳代謝だ。

「今の若い子たちは自分をあまり表現しないんだけど、何か琴線はあるんだよね。そこは長くやっているから、『こうした方がこの選手は生きる』とか、何となくわかってくる。大谷もそう。(4番・投手で完封した)最後みたいに、負担をかけた方が力を出せるとか。そうしたものが(選手)それぞれにある」とは栗山監督。FA選手に関しては「ファイターズのために命がけで戦う選手でやるだけ」とも言った。大谷はともかく、中田以下FA4選手の穴を若手で埋める算段はすでにしているし、そのメドが立ったとも受け取れる発言だ。

■若手の出場機会まで潰すのか

 そんな日本ハムが見切りを付けたFA選手たちを、ウの目タカの目で見ているのが巨人阪神中日だ。

 在京球団の編成担当者がこう言った。

「巨人はリリーフ陣も補強ポイント。マシソンの去就が不透明な上、新たな外国人の大砲を獲得するとすれば、抑えのカミネロがはじき出される可能性もある。そんな事情があって、増井と宮西の周辺を調査しているともっぱらです。中日は松井(29)、木下(25)、杉山(26)が代わる代わるマスクをかぶっていて正捕手不在。どうやら大野に白羽の矢を立てているようだ。それに左腕のリリーフとして宮西も調査中だといいます。阪神は4番を打てる右の大砲が不在。ゲレーロに触手を伸ばすといわれていますが、ソフトバンクや巨人との争奪戦に勝てる保証はどこにもありませんからね。金本監督の来季構想には中田翔の名前が入っていると聞いています」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  2. 2

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 3

    中森明菜が16年ぶりライブ復活! “昭和最高の歌姫”がSNSに飛び交う「別人説」を一蹴する日

  4. 4

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  5. 5

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  1. 6

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  2. 7

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  3. 8

    雑念だらけだった初の甲子園 星稜・松井秀喜の弾丸ライナー弾にPLナインは絶句した

  4. 9

    「キリンビール晴れ風」1ケースを10人にプレゼント

  5. 10

    オリックス 勝てば勝つほど中嶋聡前監督の株上昇…主力が次々離脱しても首位独走