著者のコラム一覧
安倍昌彦スポーツライター

1955年、宮城県生まれ。早大卒。アマ時代に捕手としてプレーした経験を生かし、ドラフト候補のボールを実際に受けて取材するスタイルを確立。通称「流しのブルペン捕手」。自身が責任編集を務める雑誌「野球人」を始め、著書、寄稿は多数。

黒田博樹がお手本 構えたポイントに75%決められる制球力

公開日: 更新日:

近藤弘樹(岡山商科大・岡山)

6月の大学選手権では日米14球団が視察(C)共同通信社

 今年の6月、「全日本大学野球選手権」の時だった。

 最速150キロというふれ込みだったから、てっきり力任せにエイッ、ヤー! かと思ったら、とんでもなかった。

 140キロ台後半の快速球を両サイドにピタッ、ピタッと投げ分けて、その上、回を重ねるごとに、スライダー、カー…

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