二刀流希望の大谷 渡米してから稼ぐマイナー契約は大正解
ただし、実績を残せば残しただけ、実入りが増えるのがメジャー。15年の本塁打王で同年のMVPを獲得したナショナルズのハーパー(25)の今季年俸は約15億円。FAになる来オフは年平均40億円超の大型契約が確実視されている。
「最初に大型契約を結んでプレッシャーに押し潰された例は枚挙にいとまがない。ウサギとカメじゃありませんが、マイナー契約から徐々に階段を上がっていった方が、トータルでみれば稼げるかもしれません。大谷はまだ、若いですからね」とは前出の友成氏。
二刀流のままメジャーでスキルアップしたい大谷は、2年後に大金を手にして海を渡るより海を渡ってから稼ぐ今回のルートで正解というのだ。
大谷は12日、日本ハムの二軍施設でティー打撃。右足首の手術後、初めてバットを振って調整した。